株式投資情報 2007年4月20日 (金曜日)

静かに仕込めるフクビ化学工業

ジリ安の続くフクビ化学工業<7871>(大2)は、そろそろ底値圏だろう。合成樹脂の内外装建材大手で地味だが業績は順調な伸びをみせている。とくに、1998年以来、年15円配当を継続しており、その配当利回りは2.36%と高いことがある。 ここからは、この高利回りが下支えとなるはずだ。PERも14倍弱にすぎない。静かに仕込んでみたい。


ヤマシナに低位株物色のホコ先、ただし深追いは慎む

十字穴ネジの大手ヤマシナ<5955>(大2)に低位株物色のホコ先が向きそうだ。しかし、内容はよくないので決して深追いはできない。07年3月期は大幅な赤字。これで赤字決算は9期間となる。「それにしては、繰越赤字が10億円(06年9月中間)でとどまっている」との見方もある。 08年3月期は営業利益で黒字転換、経常収支はトントンの見込み。大株主にやたらと横文字株主が多く、このあたりが思惑となる。京都本社の土地の含みが大きいとの見方もある。


日立製作所が反発、子会社株の「含み」にうまみが株価を刺激

日立製作所<6501>(東1)が、21円高の931円と反発し4月10日につけた年初来高値944円を窺う動きになってきた。本日の日経金融新聞の日立透ける再編投資術―子会社株の「含み」にうまみ(スクランブル)が株価を刺激しているようだ。日立の連結子会社数は900を超える。時価がある子会社・関連会社の株式含み益は昨年9月末時点で約1兆6000億円に達する。すべて売却した場合の利益から税率を40%とした残りが純資産に加わると仮定すると、純資産は現在より約4割増える計算という。大和証券が同じ方法で試算した日立の「修...


三井造船は続伸。造船株人気と、業績予想の上方修正に、天然ガス事業参入がオン

三井造船<7003>(東1)は続伸。15円高の528円で始まり、寄り後は539円まで買われた。東証1部値上がり率ランキングと、同 出来高上位銘柄ランキングの上位にランクインしている。 今朝は社名に「造船」、「重工」とつく銘柄が人気で、日立造船<7004>(東1)、三菱重工業<7011>(東1)、石川島播磨重工業<7013>(東1)、佐世保重工業<7007>(東1)などがランキング上位に入っている。 三井造船は、今週、2007年3月期業績予想の上方修正を発表し、500円ラインから続伸してきていた。 加えて、日経新聞等で「三井造船と三井物産<8031>(東1)が新会社」「天然ガスを産出地で固形化して海上輸送する事業に共同で乗り出す」「天然ガスハイドレート技術を使用」「2012年をメドに事業化」と報道されたことも、買い材料となっているもようだ。


日立造船が年初来高値を更新、何度でも充放電が可能な電源「キャパシター」開発

日立造船<7004>(東1)が、7円高の215円と4日続伸し4月2日につけた年初来高値212円を更新している。海運業界が好況を維持し、船価上昇という恩恵に授かることが上昇の背景。前日同社が、何度でも充放電が可能な電源「キャパシター」で、電気抵抗を従来の5分の1以下に抑える新技術を開発したと報じられたことも刺激材料となっている。電極のナノテクノロジー(超微細技術)素材の使い方を改良したのが特徴。抵抗を低減することで充放電時のエネルギー損失を減らせるため、ハイブリッド車の補助電源などに組み込めば燃費改善につ...


丸紅はカリブ電力事業報道も市場は反応薄。今朝は造船・重工株が人気

丸紅<8002>(東1)は4円高の718円で始まったが、寄り後は小反落して708円まで下げた。 日経新聞等で「カリブの電力事業、米社から690億円で買収」と報道されたが、市場は反応薄だ。 報道によると、米電力卸売大手のミラント社(本社・アトランタ市)が実施した国際入札に応札した。取得したのは、カリブ海周辺地域にある、バハマ島、ジャマイカ、トリニダード・トバゴ、キュラソー島の、それぞれ発電会社等の一部権益。取得分の発電能力は、115万キロワット。地元電力会社へ売るほか、直接電力供給も行なう。 今...


NECモバイリングが4日ぶりに急反発、前期業績の上方修正を好感

NEC系で、携帯電話販売が主力のNECモバイリング<9430>(東1)が、125円高の2195円と4日ぶりに急反発している。同社が前日、2007年3月期の単独税引き利益が従来予想を7億円上回る32億円(前の期比51%増)になったようだとの発表を好感している。1月から投入した高機能新機種の携帯端末の売れ行きが好調だった。期初計画の人員整理などを取りやめ、特別損失の計上がなくなったことも利益を押し上げたという。 2月20日につけた年初来高値2400円処が上値の抵抗線として強く意識されており、上値も限定的と思われる。


TDKが4日ぶりに反発、記録メディアの販売事業譲渡を好感

TDK<6762>(東1)が、310円高の1万450円と4日ぶりに急反発している。前日、DVDなど記録メディアの販売事業を米イメーション社に譲渡するとの発表を好感している。TDKブランドの使用許諾権も含む譲渡額は総額約360億円。TDKは記録メディアの販売をイ社に任せ、開発や製造に経営資源を集中するとしている。記録メディアは海外メーカーとの販売競争激化で国内各社の採算が悪化している。TDKは事業譲渡でメディア事業の2008年3月期の黒字化を目指す方向だ。 4月17日につけた1万910円の年初来高値を...


楽天は続伸。TBS株の取得発表で、すったもんだ再燃?

楽天<4755>(JQ)は続伸。800円高の4万8300円で始まっている。 きのう大引け後に、TBS<9401>(東1)株の追加取得について発表した。 現在、同社はTBS株を3777万0900株(19.86%)保有しているが、追加取得して、持分法適用会社とすることを予定。同社グループ保有割合を20%超まで引き上げるという。これについて、TBSへ買付意向説明書を出した。 また、株主提案として、TBSの社外取締役に、同社から2人の選任と、買収防衛策の導入を提案した。 上記に関し、「TBSの定時株主総会における議決権の代理行使に関する委任状の勧誘」も実施していくとしている。 TBSの今朝は2...


共和電業 米国デトロイトに支店開設

応用計測器でトップの共和電業<6853>(東1)は、19日に米国デトロイトに支店を開設したことを発表。 昨年山形工場の一角に自動車関連試験棟を建設し、一段と自動車関連の計測環境を充実させ、自動車メーカーの信頼に応えている同社は、米国に進出している日系メーカーの多くが現地で開発拠点を設けていることから、米国市場でのニーズが高まったとしてミシガン州のデトロイト市に支店を開設し、20日より業務を開始する。 今後、企業のニーズによりスピーディに対応する環境が整ったことから、米国市場での需要開拓が見込める。また、応用計測器では世界の...


インテル関連の好望銘柄と羽田拡張関連の割安銘柄を紹介します

米インテルの収益改善期待からイビデン<4062>(東1)、中国関連の新和海運<9110>(東1)が年初来高値を更新、羽田拡張工事関連・地震関連として東洋建設<1890>(東1)などが続伸するなどテーマ銘柄を物色する動きが活発化している。 明日の(株マニ4月20日短期注目銘柄)では、インテル関連の好望銘柄と羽田拡張関連の割安銘柄を紹介します。


スター精密は新値抜けから一段高狙い、配当は10円増の年42円を計画

スター精密<7718>(東1)は高値圏で頑強。2月高値の2710円抜けから一段高相場は早かろう。PER18倍台は割安感が残るほか、信用倍率も1・9倍と好取り組み。また、買い残の25万株(100株単位)は買い方ペースだけに影響はない。逆に15万株の売り残のインパクトは大きい。 同社の収益の柱は工作機械だが、精度の高い精蜜部品を製造するための工作機械を自作したことが飛躍につながり、超精密CNC自動旋盤工作機械では世界4社のうちの1社という。 前2月期業積は、工作機械が欧州、アジア中心に売り上げが拡大したほか、...


大引けの日経平均株価は295円安の1万7371円と大幅反落

大引けの日経平均株価は295円36銭安の1万7371円97銭と反発した。TOPIXは23.78ポイントの下落、日経ジャスダック平均株価は5.72円安と7日続落した。 その他金融を除いた全業種が値下がりした。 東証1部市場値上がり206銘柄、値下がり1470銘柄、変わらず54銘柄となった。 225採用銘柄の値上がり率上位は、日立造船<7004>(東1)、三井造船<7003>(東1)、UFJニコス<8583>(東1)。 225採用銘柄の値下がり率上位は、コナミ<9766>(東1)、日清オイリオグループ<2602>(東1)、東洋製罐<5901>(東1)。 全体の値上がり率上位は、アドバックス<4749>(東マ)、日本エル・シー・エー<4798>(東2)、システムソフト<7527>(JQ)。 東証1部新高値銘柄は、不動テトラ<1813>(東1)、ロック・フィールド<2910>(東1)、石原産業<4028>(東1)、セントラル硝子<4044>(東1)、イビデン<4062>(東1)、明光ネットワークジャパン<4668>(東1)、CIJ<4826>(東1)、日本ガイシ<5333>(東1)、大平洋金属<5541>(東1)、日本電工<5563>(東1)など26銘柄。


ジャステックが連日の高値更新、フィデリティ投信の保有比率上昇銘柄物色続く

ソフトウエア開発専業のジャステック<9717>(東1)が、10円高の1244円と続伸し連日の年初来高値更新となっている。フィデリティ投信の保有比率が上昇したとして日本冶金工業<5480>(東1)が騰勢を強めたことが株価を刺激している。フィデリティ投信が4月5日受付で財務省に提出された大量保有報告書によれば、ジャステック株式の保有比率が7.30%→8.34%に上昇したことが分かっている 3月30日に今11月期5月中間期連結業績予想の上方修正を発表し、経常利益が9億6100万円→10億9200万円(前年同期7億7600万円)、純利益を4億9400万円→5億4100万円(同3億7500万円)に修正しており、業績の上ブレが期待されている。 昨年の高値圏である1400円処への...


日本セラが連日の年初来高値更新、自動車安全関連製品の売上が拡大する

日本セラミック<6929>(東1)が、40円高の1670円まで買われ、連日の年初来高値更新となっている。外資系証券が投資判断を新規「買い」、目標株価2200円としたことが買い手掛かり。自動車安全関連製品の売上高が今後5年間で1.8倍程度に拡大すると予測。車室内温度自動調節システム向けにサーモパイルセンサの拡販も期待できると予想している。 昨年4月高値1754円が次のターゲットとして意識されそうだ。


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