- ■実質金利
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実質年率とは、「実際にかかる年間の利息」のことです。利息が1５％でも書類作成費や手数料が別途必要な場合は、この1５％に加えその他諸費用も金利として見なされます。見せ掛けの低金利を宣伝することはできません。
例えば、利息20％・手数料等の諸費用が2,000円の条件で20万円借りた場合、諸費用の2,000円は金利換算すると1％ですので、合計すると実質年率は21.0％ということになります。
- ■利息の計算（元本を返さない場合）
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例： 実質年率29.20％で１〜10万円を30日間借りた場合の利息
借入残高 × 実質年率 ÷ 年間日数 × 利用日数 ＝ 利息
1万円 × 0.292（29.20％） ÷ 365日 × 30日 ＝ 240円
5万円 × 0.292（29.20％） ÷ 365日 × 30日 ＝ 1,200円
10万円 × 0.292（29.20％） ÷ 365日 × 30日 ＝ 2,400円
- ■利息の計算（元本を毎月2万円返す場合）
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例： 実質年率29.20％で20万円を30日間借りた場合の利息
・30日後
利息は 20万円 × 0.292（29.20％） ÷ 365日 × 30日 ＝ 4,800円
これに元本2万円も返済しますので合計の返済額は24,800円となります。
・60日後
元本が18万円に減りますので
利息は 18万円 × 0.292（29.20％） ÷ 365日 × 30日 ＝ 4,320円となります。
元本を多く返せば、利息も少なくなります。
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